倒れ付すとも。

自分が満足して死ねればそれでいいのです。

それでも命は続く

また死なずに年を越してしまった、なんて後悔する。

 

グチャグチャの想いは消えることなく呪いのままで、腫れ物扱いでしかない自分に落胆して、それでも肺は酸素を求めていることに厭き厭きする。

 

この苦しみは1000年続くと思う。ただ生きていることが虚しくて、何を生産しても働いても心に虚が空いたままで。賭けに失敗していたかったと思う。条件付きで相互ブロックの予定だけ立てて、バイバイを経たにもかかわらず未だ捨てれず諦めの悪い呪いを抱えている。薬が抜けてくると思い出を掘り返して枯れるほど泣くのを未だに続けていて、涙が尽きないことにも辟易する。プロポーズを信じていたかった。破り捨てて可燃ごみの日に出されたであろう様々な約束を反芻しては泣いている。苦しいとか悲しいとか怒りとか、そういうものを感じるのを許されたい。沸き上がる感情に許可を与えて欲しい。押さえ付けても踏みつけても引きちぎっても湧いてくる。


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見届けたのだから、もう死んだ方がいいのだろうとは思う。死ぬのが苦しくて辛いから逃げてるだけで、毎日毎時間毎秒死に時を逃して先送りしてるだけで、もう死ななくてはならない。気づいたら今月で18歳で、17の冬で死ぬ約束も破った。もう生きている意味は無いと思う。自分を殺さねばならないことから目を背けている。未練を捨てられないままでいる自分が愚かで虚しい。

ただ彼女の幸せを喜べず呪う自分が憎い。

1人で抱えて生きていくのだ。なにもかも。幸せを望む心を殺したら何処へ行こう。行く所もない。今自傷も薬も酒も煙草も愛想を尽かされて遂に家を追い出されたとして、もう逃げる場所はないし縋り付く相手もない。溺れたままで、藁もなくて、萩の原で天を仰ぐ。身体の軋む痛みを受け入れて顔面をグチャグチャにして眠る日々を過ごすうちに世界を呪う。いつか私を対等に人間として愛してくれる人が現れないかと淡い期待を抱くことを殺せたらどんなにいいかと思う。だけどもう誰も疲れ果てさせたくは無い。何もかも飲み込んでは死にたい。今目を瞑って、目を覚まさなければいいなぁ。それでもきっと今日は朝になったら起き上がって、アルバイトに行く。分かってる。なんで命が続いているのかは分からないままで。